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東海道本線(米原〜神戸)
米原 まいばら (滋賀県米原市)
米原駅 押印日:2013年4月4日

図柄は伊吹山と東海道新幹線。東海道本線と北陸本線の分岐駅ではあるが、寂れた印象のある駅だ。しかし湖西線の開通前は賑わっていたという。駅近くにはJRの鉄道総合技術研究所風洞技術センターがあり、新幹線の試験車両が静態保存されているのが車窓に見える。東海道本線は米原がJR西日本と東海の境界となっており、在来線の駅の所轄はJR西日本(新幹線は東海)。

彦根 ひこね (滋賀県彦根市)
彦根駅 押印日:2011年11月27日

図柄は駅から徒歩15分の彦根城。桜田門外の変で知られる大老・井伊直弼は、彦根藩の第15代藩主であった。また、しっかりとゆるキャラの横綱・ひこにゃんもデザインされている。

近江八幡 おうみはちまん (滋賀県近江八幡市)
近江八幡駅 押印日:2011年11月27日

図柄は水郷巡りの和船。近江八幡市内には八幡掘という掘割があり、それを利用した和船クルーズが観光の目玉の1つとなっている。近年始まった全く新しいものだとばかり思っていたが、織田信長や豊臣秀次が戦国の世の疲れを癒すために宮中の遊びを真似たのが始まりだというから、こじ付けの起源だとしても意外だ。

山科 やましな (京都府京都市山科区)
山科駅 押印日:2011年4月7日

図柄は琵琶湖疏水。琵琶湖の湖水を京都市へ流すために作られた水路で水運にも利用され、途中の蹴上と伏見は落差が大きいためにケーブルカーと同じ原理のインクラインが設置され、船は線路上の台車に載せて移動された。蹴上インクラインの廃線跡は桜の名所として知られ、南禅寺の水路閣(レンガ積みの水路橋)も観光名所として有名。
山科駅 押印日:2011年4月7日

ポケモンスタンプラリーのもの。

京都 きょうと (京都府京都市下京区)
京都駅 押印日:2008年8月16日

言わずと知れた日本を代表する観光地の玄関駅。図柄は駅ビルと京都タワー、東寺の五重塔。新旧(?)の塔を一緒に図柄にしているのが面白い。しかし主役は駅ビル。1997年竣工で巨大にして近未来的。改札周辺は天井が高く、開放感溢れるデザイン。賛否両論あるようだが、私はかなり好きだ。古い木造駅舎好きの私としては珍しいが、オススメの駅舎の1つ。

新大阪 しんおおさか (大阪府大阪市淀川区)
新大阪駅 押印日:2010年4月10日

大阪府唯一の新幹線の駅。改めて考えると兵庫県には4つもあるのに大阪や京都に1つしかないとは少し意外な気もするが、横幅が狭いからしょうがないか。図柄はその新幹線のN700系車両と駅舎。当駅から東が東海道新幹線(JR東海)、西が山陽新幹線(JR西日本)である。なお、在来線(東海道本線)のJRの境界はここではなく米原駅だ。

大阪 おおさか (大阪府大阪市北区)
大阪駅 押印日:2013年4月1日

「水の都にいちょう並木がつづく駅」とはなんだか大阪のイメージじゃないのだが、そもそも「水の都」という語は元来、海に囲まれた地に置かれた都であった難波宮(現在の大阪)を指す呼称なのだそうだ。江戸時代以降は多くの水路が開削され、橋の多さから「八百八橋」とまで言われた。また、大阪御堂筋の銀杏並木は全国的に有名。図柄の奥の建物は国の重要文化財である大阪市中央公会堂。
大阪駅 ※購入した旧印の印影

2010年10月17日に姫路文学館で開催されていた「鉄道と旅と文学と」という特別展を見に行ったところ、鉄道グッズの販売コーナーでメモ用紙などに押された旧印の印影が販売されていて、22種購入した中の1つ。1977年4月に設置された「一枚のキップから」シリーズのもので、図柄は水路と大阪市中央公会堂、大阪城、阪神高速のようだ。現行のものより大阪っぽい気がする。

尼崎 あまがさき (兵庫県尼崎市)
尼崎駅 押印日:2010年9月17日

図柄は尼崎市内にある近松門左衛門の坐像と、代表作「冥途の飛脚」のヒロイン梅川の像、辞世文の歌碑。近松が再建に尽力し檀家でもあった市内の廣済寺には近松の墓があるなど、尼崎市は近松門左衛門との縁が深く、「近松の里」として町興しが行われている。
尼崎駅 ※購入した旧印の印影

2010年10月17日に姫路文学館で開催されていた「鉄道と旅と文学と」という特別展を見に行ったところ、鉄道グッズの販売コーナーでメモ用紙などに押された旧印の印影が販売されていて、22種購入した中の1つ。図柄は浄瑠璃人形と近松門左衛門の墓がある市内の廣済寺か。いつ設置されていたものかは不明だが、JR化後ならそんなに古くはなさそうだ。

立花 たちばな (兵庫県尼崎市)
立花駅 押印日:2010年9月17日

図柄は駅近くにある水堂代官屋敷跡(水堂陣屋)。寛永20年(1643年)、尼崎藩主青山幸成が二男の丹後守幸通に分知(分割相続)した領地3千石を、幸通が統治するために設けた地方代官の役所跡。唯一残されていた門も平成18年に撤去され、現在は見ることができないのだとか。じゃあ「往時を偲」べないじゃないか。いずれデザインの変更があるかもしれない。

西宮 にしのみや (兵庫県西宮市)
西宮駅 ※購入した旧印の印影

2010年10月17日に姫路文学館で開催されていた「鉄道と旅と文学と」という特別展を見に行ったところ、鉄道グッズの販売コーナーでメモ用紙などに押された旧印の印影が販売されていて、22種購入した中の1つ。図柄は市内にあるえびす神社の総本社“西宮神社”(最寄り駅は隣のさくら夙川駅)のえびす様、甲子園球場(最寄り駅は隣の甲子園口駅)、221系電車。いつ設置されていたものかは不明だが、JR化後ならそんなに古くはなさそうだ。

芦屋 あしや (兵庫県芦屋市)
芦屋駅 押印日:2010年9月17日

図柄は谷崎潤一郎の長編小説「細雪(ささめゆき)」に登場する四人姉妹。谷崎は芦屋に昭和9〜11年に暮らし、この地は「細雪」にも登場するらしい。名作のようだが私は未読である。あまり好きなジャンルじゃないし。

住吉 すみよし (兵庫県神戸市東灘区)
住吉駅 押印日:2010年9月17日

図柄は駅から徒歩1分の本住吉神社のだんじり祭。5月4日・5日に境内の車庫に保管されている7台のだんじり(山田・呉田・住之江・空・西・吉田・茶屋)の巡行が行われる。なお当駅は新快速の通過駅だが、時速100キロで通過中の新快速から飛び降りた男がホーム端のフェンスに激突した後平然と歩き去るという怪事件が2002年に発生、いまだ未解決のようだ。

六甲道 ろっこうみち (兵庫県神戸市灘区)
六甲道駅 押印日:2011年7月8日

図柄は六甲ケーブルと神戸の夜景。ケーブルカーの駅(六甲ケーブル下駅)は当駅からやや離れた場所にあり、神戸市営バスが両者を結んでいる。

 なだ (兵庫県神戸市灘区)
灘駅 押印日:2010年8月13日

図柄は当駅の北1.5キロにあるHAT神戸。西側のハーバーランドと対をなす東側の神戸市の新都心。“HAT”は“Happy Active Town”の略で公募で決められたそうだが、もっとましな名称は無かったのだろうか?何のセンスも感じられない安直なネーミングだ。

三ノ宮 さんのみや (兵庫県神戸市中央区)
三ノ宮駅 押印日:2010年6月13日

神戸市の代表駅は神戸駅だが、実質的な中心駅は当駅。多くの路線との乗換駅であり、商業施設も周辺に集中している。図柄は神戸郵船ビル。神戸港の開港に伴い設けられた外国人居留地には今でも往時の建物が多く残る。スタンプのものは正確には旧居留地の外側の旧雑居地にあり、1918年、曾禰達蔵・中條精一郎の設計により旧日本郵船神戸支店として建設された歴史的建造物。

元町 もとまち (兵庫県神戸市中央区)
元町駅 押印日:2010年6月13日

三ノ宮駅からわずか800メートルの距離にある隣駅。図柄は駅近くにあるチャイナタウン、南京町。観光客に大人気だが、料理の値段も観光客価格でやや高め?子供の頃に社会科見学か何かで訪れて露店の中華ちまきに大枚をはたいた覚えが・・・。まあ、子供の頃の金銭感覚はあてにならないし、今は違うかもしれないけれど。

神戸 こうべ (兵庫県神戸市中央区)
神戸駅 押印日:2013年5月6日

神戸市の代表駅だが、繁華街の中心からは外れている。図柄は海に面したメリケンパークの風景で、ポートタワーや海洋博物館が見てとれる。曲がりなりにも代表駅だけあってか、当駅のスタンプのインクは切れかけていることが多い(三ノ宮駅も同様)。東海道本線の終点であり、山陽本線の基点(所属は東海道本線)。駅舎は1930年に建てられたものが現役で、柱上部の意匠など見所が多い。
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