鉄の頁 > 駅スタンプ > JR東海東海道本線(熱海〜米原)高山本線参宮線
東海道本線(熱海〜米原)
熱海 あたみ (静岡県熱海市)
熱海駅 押印日:2013年10月29日

新幹線部分はJR東海、在来線部分はJR東日本の管轄。在来線改札にあるこの小ぶりなスタンプの図柄はお宮の松と温泉。駅から徒歩15分のお宮の松は尾崎紅葉の小説「金色夜叉」の中で、間寛一とお宮の別れの場面の舞台になったとされる。ということは現代風(?)に言えば“聖地”か。
熱海駅 押印日:2013年10月29日

新幹線改札にあるこのスタンプの図柄は100系新幹線と温泉、そしておそらく「金色夜叉」の1シーン。新幹線の100系車両は、東海道新幹線からは2003年に引退しており、歴史を感じさせる図柄だ。なお、山陽新幹線では2012年まで生き残っていた。
熱海駅 押印日:2013年10月29日

1番線ホームの事務室内という知らなければまず押せない場所にあるこのスタンプの図柄は0系新幹線と海、温泉街、そして「金色夜叉」の1シーン(たぶん)。新幹線の0系車両は、1964年の新幹線開業時から使用されていた名車両だったが、東海道新幹線からは1999年に引退しており、歴史が感じられる。設置場所からしてもおそらくは旧印なのだろう。なお、山陽新幹線では2008年まで生き残っていた。

三島 みしま (静岡県三島市)
三島駅 押印日:2013年10月29日

図柄は三嶋大社と富士山、300系新幹線。駅から徒歩10分の三嶋大社は伊豆国一宮であり、全国の三島神社の総本社。境内には源頼朝と北条政子の腰掛石があるらしい。新幹線の300系車両は「のぞみ」として颯爽とデビューしたが、700系車両の台頭とともに「のぞみ」運用から外れ、2007年のN700系車両の出現に伴い順次廃車。2012年3月16日を最後に完全に姿を消した。

豊橋 とよはし (愛知県豊橋市)
豊橋駅 押印日:2009年9月6日

図柄は豊橋市内の吉田神社が発祥の地とされる手筒花火。永禄元年(1558年)に今川義元の吉田城代、大原備前守が吉田神社へ奉納したのが始まりだそうな。他に吉田城(豊橋城)の模擬再建された鉄矢倉がデザインされている。豊橋に城があったとは知らなかった。
豊橋駅 押印日:2009年9月6日

開業120周年記念スタンプ。駅舎がデザインされている。
豊橋駅 押印日:2009年9月6日

飯田線スタンプラリーのもの。新幹線の0系がデザインされている。

大垣 おおがき (岐阜県大垣市)
大垣駅 押印日:2009年9月3日

図柄は市内にある住吉灯台。あれ、大垣って海があったっけ?と不思議に思ったが、海辺ではなく川湊の灯台だったそうだ。元禄年間(1688〜1704年)に水門川の船町港に創建され、現存の灯台は明治20年(1887年)に再建されたもの。スタンプの「奥の細道結びの地」の通り、大垣は奥の細道の旅のゴール。松尾芭蕉は船町港で「蛤のふたみに別れ行く秋ぞ」と詠んでいる。

米原 まいばら (滋賀県米原市)
米原駅 押印日:2013年4月4日

東海道本線は米原がJR西日本と東海の境界となっており、在来線の駅の所轄はJR西日本(新幹線は東海)。図柄は伊吹山と東海道新幹線。東海道本線と北陸本線の分岐駅ではあるが、寂れた印象のある駅だ。しかし湖西線の開通前は賑わっていたという。駅近くにはJRの鉄道総合技術研究所風洞技術センターがあり、新幹線の試験車両が静態保存されているのが車窓に見える。
高 山 本 線
高山 たかやま (岐阜県高山市)
高山駅 押印日:2009年8月15日

図柄は飛騨地方で昔から作られている縁起物の人形“さるぼぼ”と、高山祭の屋台。さるぼぼは赤いものとばかり思っていたが、この2009年の訪問時、いろんな色のものが売られていて驚いた。赤は古くから悪霊祓い、疫病(天然痘)除けの御利益があると見なされ使われてきた由緒正しい色なのだが、カラーバリエーションを作って良いものなのか?なお、このスタンプは現在では押せないらしい。全国有数の観光地の駅にスタンプが無いというのは稀な例だろう。

飛騨古川 ひだふるかわ (岐阜県飛騨市)
飛騨古川駅 押印日:2009年8月15日

図柄は古川祭。4月19日、20日の2日間に渡って古式ゆかしい「御神輿行列」が中心となり、"動"の「起し太鼓」と"静"の「屋台行列」が行われるという。高山駅と同じくこの駅のスタンプも現在は押せない模様。関係ないがなんと名古屋駅にもスタンプは無く、JR東海は駅スタンプにあまり関心が無いように思える。しかし中央本線のスタンプは新調されたりするのでよく分からない。
参 宮 線
伊勢市 いせし (三重県伊勢市)
伊勢市駅 押印日:2007年10月16日

図柄はもちろん伊勢神宮。内宮(ないくう)への入り口、五十鈴川に架かる宇治橋のようだ。しかし、外宮(げくう)は駅から徒歩圏内だが、内宮は少々離れておりバスに乗る必要がある。往時には伊勢参拝の玄関口としての役割が大きく大都市からの直通列車も運行されていたが、今では特に近畿圏からは近鉄の方が便利なこともあって寂れてしまっている。
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