鉄の頁 > 鉄道旅行記 > 亀甲への旅 2004年3月27日

カメノコウ

岡山県のJR津山線に亀甲(かめのこう)という面白い名前の駅がある。たしか旅に出る前の時点で駅舎も面白いということを聞きかじっていたようにも思うが、とにかく今回の旅はそこが目的地だ。

粟生(兵庫県)8:47発

加古川線・1330D

加古川(兵庫県)9:15着

加古川駅にて
▲【加古川駅】まだ加古川線は非電化。加古川線色でない気動車も使われていた。

加古川(兵庫県)9:34発

山陽本線・3209M・新快速

姫路(兵庫県)9:44着/10:05発

姫新線・829D

佐用(兵庫県)11:19着/11:34発

姫新線・2827D

津山(岡山県)12:37着

津山駅にて
▲【津山駅】ここからは津山線に初乗車。

津山(岡山県)12:50発

津山線・953D

亀甲(岡山県)13:02着

亀甲駅に降り立ち、駅舎の外に出て「さあどんな駅舎かな〜」と振り返った私は目が点になった。亀の甲を模した駅舎の屋根から巨大な亀の首が「ヌッ」と突き出していたのだ。これまで数々の駅を私は見てきたが、これだけ奇抜なデザインのものは初めて。聞きしに勝る駅舎だった。

亀甲駅にて亀甲駅にて
▲【亀甲駅】降り立つとホームで亀がお出迎え。ホームから駅舎への入り口のマットにも亀。

亀甲駅にて亀甲駅にて
▲【亀甲駅】駅舎内のテーブルも亀の甲羅がモチーフ。そして駅舎そのものも巨大な亀だ。

亀甲駅にて
▲【亀甲駅】目玉は時計になっている。

駅舎内で姫路駅で買った駅弁を食べた後、駅周辺を散策。亀甲は橋の欄干やゴミ収集の看板など町中いたるところに亀がいた。ただ、駅前のこれまた亀の形の案内板で知った、地名の由来になったと思われる「亀甲岩」なる岩は、探してみたが見つけられなかった(残念)。しかし亀甲での亀探し、なかなか面白いですぞ。一度お試しあれ。

亀甲駅にて亀甲駅にて
▲【亀甲駅】駅弁「あなごめし」を頂く。

亀甲亀甲
▲昼食後に駅周辺を散策。駅前の観光案内板とごみ収集場所の看板。

亀甲
▲橋の欄干にも。橋はその名も「亀橋」。



フクワタリ

JR津山線には「亀甲」以外にも「誕生寺(たんじょうじ)」「神目(こうめ)」「福渡(ふくわたり)」といったなんとなく目出度い名前の駅があり、そのためかこの路線には「ことぶき」というこれまた目出度い名前の快速列車が走っている。亀甲駅からこの快速列車に乗って福渡駅へ行ってみた。

亀甲駅にて
▲【亀甲駅】快速「ことぶき」に乗車。

亀甲(岡山県)14:00発

津山線・3939D・快速「ことぶき」

福渡(岡山県)14:21着

福渡駅にて福渡駅にて
▲【福渡駅】到着。なかなか渋い木造駅舎。


福渡駅に降り立ち、駅周辺を散策することにして駅前の案内板を見ると、駅から1キロほどの所に潜水橋があることが分かり、ここを目指すことに。途中、川をふと見ると茶色い哺乳類が泳いでいるのが見え、「ウワッ、カワウソか?!」と思って腰を抜かしたが、よくよく見れば・・・帰化動物のヌートリア(苦笑)。

福渡
▲川を泳ぐヌートリア。

潜水橋は木造で「幸福橋(しあわせばし)」という名前。渡ったら幸せになれる・・・のかどうかは分からないが、しっかりと渡っておいた(笑)。

福渡福渡
▲幸福橋(しあわせばし)。木造の潜水橋だった。

福渡
▲橋の途中に階段があり、中洲に降りられた。

駅に戻って帰途につく。

福渡駅にて
▲【福渡駅】今度は普通列車に乗車。

福渡(岡山県)15:08発

津山線・955D

岡山(岡山県)15:52着

岡山駅にて岡山駅にて
▲【岡山駅】「瀬戸大橋トロッコ」が停車中。後に「アンパンマントロッコ」となる編成。この時は知る由も無いが、2012年に東北へと出張することになる。

岡山(岡山県)16:18発

山陽本線・1324M

姫路(兵庫県)17:44着/17:46発

山陽本線・3290M・新快速

三ノ宮(兵庫県)18:24着



<交通費>

青春18きっぷ(1回分):2,300円

計:2,300円

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